通信規格の違いとは?~まずは基本編~
最近、どのご家庭やオフィスでも、目に見えて増えて来たのが、
“Wi-Fi機能付きルーター”
最近は家電量販店やホームセンター、ネットショップでも
手軽な価格で販売され、すっかり私たちの生活にも身近な存在になりました。
しかし、いざ自分で接続し、設定してみるとなると…
「コレどうやってつなげるの?そもそもWi-Fiって?プロバイダ?」
こんな感じで、戸惑ってしまうことありませんか?
いざ、パソコン専門業者やお店に依頼するとなると、
費用もかさんでしまうし、
友人にわざわざ頼むのも気が引ける…
自分でネットや書籍を
読んで、解決を試みようにも、大概の方は、
挫折してしまうのではないでしょうか。
(※私もそうでした。)
当社のお客様でも、非常にこういったネットトラブルで、
お困りの方が多くいらっしゃいます。
しかも、最近の防犯カメラは遠隔監視ソフトで閲覧するため、
ある程度のネットワーク設定の知識が必要不可欠です。
そこで、今回はWi-Fiの
基本的な説明、事例別トラブル解決策、あらゆる周辺機器への接続方法、
最新のWi-Fiに関する情報まで、皆様へ少しでも
お役立ちに立ちたいと思い、数回に分けて解説させて頂きたいと思います。
まずはよく耳にはするけど、
違いのわかりずらい「Wi-FiとLTEの違い」について、
その無線通信の特徴をそれぞれ詳しく見ていきましょう。
Wi-Fi
自宅のWi-Fiルーター
公衆無線Wi-Fi(交通機関、カフェ、レストラン)
- 通信速度が速い(LTEより1.5倍も速いというデータも!)
- 通信容量の制限がない
- 使用範囲が限られる(Wi-Fiルーターから10~30m以内)
- 引っ越しなどの際に機器に設定を入れなおす必要がある。
LTE(3G/4G/5G)
大手キャリアが提供する通信回線
全国各地に基地局を立て、どこでも通信可能
- 通信速度が比較的遅い
- 通信費がやや高い
- 広範囲で使用できる
Wi-Fiは通信が高速かつ範囲が限定的であり、
LTE回線は、速度はやや劣るが、広範囲にわたるのが特徴です。
図に表すと、こんな感じです。
Wi-Fiは大容量のファイルやアプリをダウンロードしたり、
長時間、ネットで動画を観たい、
自宅のプリンタで印刷したい時はこの通信が最適。
LTEは、外出先でも、
インターネットで買い物や調べ物をしたい時、
電話回線ではなく通話アプリで
通信費を抑えたいときは非常に有効です。
最近は、Wi-Fiをつなげて
自宅やオフィスのパソコン、プリンタや、
家電製品、ゲーム機器まであらゆるものにつながっているため、
ある日、突然つながらなくなって、困ってしまったという方も。
次回は、そんなWi-Fiのトラブルも
自力で解決できる方法を事例別に、詳しく解説させて頂きます。
お楽しみに!
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